新たに公開されたWordPressのデフォルトテーマ「Twenty Nineteen」(2019)ですが、今までのデフォルトテーマにないくらい特徴的といえば特徴的で、シンプルすぎるといっていいほどのテーマです!
まだ軽くしかいじってないですが、その中でも気づいたTwenty Nineteen独自の特徴についてご紹介します!
デフォルトテーマであること
「Twenty Nineteen」はデフォルトテーマと呼ばれるテーマで、WordPressをインストールした際に、自動的にインストールされているテーマの一つです。
デフォルトテーマは他にも、「Twenty Fifteen」や「Twenty Sixteen」、「Twenty Seventeen」があります。
これらのテーマの名称を数字に変換すると2015、2016、2017といったように公開された年の西暦がテーマ名となっています。
ちなみに2018である「Twenty Nineteen」は公開されていないためか、Twenty Nineteenが実際に公開されたのは2018年の年末ですが、テーマ名は2019となっています。
デフォルトテーマですので、だれでも手間なく簡単に使えるというのは、初心者の人にとって魅力です!
Gutenberg に対応
WordPress5.0から新たなエディタとして、Gutenbergが導入されました。
Gutenberg は以前までのエディタから一新され、まったく違うエディタになっています。
デフォルトテーマである「Twenty Nineteen」はこのGutenbergに対応するテーマとして公開されました。
この記事を書いている時点ではまだGutenbergは公開されたということもあり、まだ日本語対応されていない部分もあり、使いにくいというのが第一印象です。
ただし、Gutenbergではこんなことも簡単にできます。↓
1カラム目
簡単にできる
2カラム目
簡単にできる
3カラム目
簡単にできる
エディター上で簡単にカラム数を増やすことができます。
今のところは6カラムまで増やすことができます。
ちなみにこんな感じで要素をどび出して画面いっぱいに表示させるなんてこともエディター上でできます。
1カラム目
簡単にできる
2カラム目
簡単にできる
3カラム目
簡単にできる
cssで装飾すれば、おしゃれな感じにすることもできます。
また、文字だけでなく、画像なども表示させることができるので、写真をメインに使っているブログには非常に有用で、効率的なエディターとなるかもしれないですね。
いままでのエディターは、テキストエディタのソフトのように、ひたすら文字やコードを入力するというものでしたが、新たなエディターであるGutenbergはブロックの要素にコードや文字、画像等を置き編集する。
そのブロックの要素を自由に動かしたり、分割させたりすることが簡単にできるので、直感的にサイトやその記事を構築させることができます。
このGutenbergのエディターはWordPressと同様にオープンソースであるCMSの「Concrete5」に似てますね。
このGutenbergですが、操作に慣れれば、思い通りのサイトを構築することが簡単にできるかもしれません。
また、カラム数等エディター上で簡単に設定することができるので、ブログにとどまらず、コーポレートサイト(会社のサイト等)を構築する際にも活躍するかもしれないですね!
Gutenbergについてはこちらで詳しく説明されています。
▼WordPress公式サイト▼
https://ja.wordpress.org/gutenberg/
ザ・シンプル
なんといってもめちゃくちゃシンプルです。
この一言に尽きます。
シンプルな要素としてはいくつかありますので、それぞれ説明していきたいと思います。
ウィジェットの設定個所が1つしかない
WordPressの管理画面から【外観>ウィジェット】を確認するとこんな感じになっています。

なんとフッターしか設定できないという…
もし増やしたかったら自分で増やしていくしかないですね。
せめてサイドバーくらいほしいわーと思ったあなた!
それについては次で説明します。
サイドバー?ありません!
Twenty Nineteenにはサイドバーがなく、最近流行りの1カラムとなっています。

ヘッダー、コンテンツエリア、フッターという3要素で構成されているシンプルな作りになっています。
その代わりに上記で出てきたフッターに検索バーや、カテゴリ等々を追加していくような作りになっています。
これをいいと思うか悪いと思うかは人次第だと思いますが、個人的にはブログとして使うのであれば、閲覧者としては若干使いにくいかもしれないです。
サイドバーを作ろうと思えば作れますが、それであれば、そもそもTwenty Nineteenを使う必要はなく、別のテーマを使えばいいような気がしますね。
Twenty Nineteenの独自機能
Twenty Nineteenですが、それらしいのは今のところないような気がします。
気になる点としては、WordPressの管理画面から【外観>カスタマイズ】での編集画面をご紹介します。
基本情報では、「サイトタイトル」「キャッチフレーズ」のほか、サイトタイトルの横に表示される「サイトロゴ」や「ファビコン」を設定することができます。
(テーマの機能というより、もしかするとWordPressのデフォルト機能かもしれないです…)
「色」では、サイトのメインとなる色を選択することができます。
こちらでは、文字を選択した際の、背景色や<a>で囲んだリンクの文字色に反映されます。

Twenty Nineteen1.0の独自機能?としてはこんなところだと思います。
まとめ
Twenty Nineteenを一言でまとめるのであれば、シンプル!に尽きます。
シンプルが好きな人には非常におすすめです。
ただ、用途や好みによってやはりカスタマイズをしないといけない部分もやはりあるので、カスタマイズをしたくないという人には、あまりオススメできないかもしれないです。
ただ、これからHTMLやCSS、PHPの勉強をしたいという方には強くオススメしたいです。
その理由として、シンプルでカスタマイズを必要とするテーマということもありますが、今後スタンダードになりうるこのGutenbergエディターになれるという意味でもこのTwenty Nineteenをおすすめしたいと思います!
でもまあ、好きなテーマ使えばいいんすよ(笑)